『トマトソース』で――『リゾット』をつくってみた!
今回は、『トマトソース三段活用』記事の第2弾。前回のトマトソースの記事の続きで――トマトソースを使ったリゾットです!!
この記事では過去記事でつくったトマトソースを使います!
まずは、過去記事をご覧ください。
リゾットはちょっと面倒くさいというか、火加減や水の分量などが、慣れないと分りずらいので敬遠されがちですが――
一度コツを掴めば簡単につくれるようになるので、一度チャレンジしてみてください。
レッツ・クッキング!!
材料
トマトソース (過去記事を参照)
ベーコン
タマネギ
ニンニク
生米
オリーブオイル
白ワイン
塩コショウ
バター
乾燥バジル
まずは、タマネギをみじん切りに。
にんにくを包丁の腹で潰します。
鍋にオリーブオイルを引いて、『きつね色』になるまでニンニクを炒めます。
この時、潰したニンニクを炒めるというよりは、『油で揚げる』ような感じで、しっかりと『オイル』にニンニクの香りを移してあげてください。
ニンニクがきつね色になったら、適当な大きさに切ったベーコンを入れて焦げ目がつくまで炒めてください!
ベーコンを炒め終わったら、ニンニクとベーコンを鍋の外に移して、タマネギを炒めていきます。だいたいタマネギの色が『透明』になるまで『弱火』でじっくり炒めてください。
(同時に炒めてもいいのですが、今回は失敗をなくすために丁寧に作っていきます)
タマネギが透明になったら『生米』を投入します。
基本的に『リゾット』の『一人前』は、掌に乗る量と言われています。
今回は少し多めに作りますので、『二合分』つくりますよー!
鍋に『生米』いれて『透明』になるまで弱火で炒めます。
米が『透明』になったら『白ワイン』をいれて『アルコール』を飛ばします。米に『とろみ』が出てきますので、焦げ付かないように気をつけながら、木べらなどで炒めてください。
白ワインのアルコールが飛んだら、『水』を米の上、『指一本分』くらい被るように入れてください。
(ここで『水』のかわりに『ブイヨン』や『フォン・ド・ボー』などを入れると超本格的になるのですが、さすがにご家庭でそんなことをはできないので『水』でかまいません。しかし、ここで『水』の代わりの『固形コンソメ』を溶かしたお湯を入れると少しだけ『本格的』になります)
水を入れたら火加減は『強火』にして、いっきに鍋の中のスープを沸騰させます! 沸騰して鍋の中が『ぐらぐら』してきたら『弱火』にして水分を飛ばしていきます。
水分を飛ばしていく段階で、鍋の外に移しておいたベーコンとニンニクを入れてください。
ここからは、だいたい15分から20分くらい煮込んでいきますよー。
(鍋の中に、すでにトマトソースの色がついているのは、前回記事のトマトソースをつくった際の木べらを使ったからです。お気になさらずに……)
水分が『八割』ほど飛んだところで、(だいたい10分くらい)、『前回記事』でつくった『トマトソース』を鍋に入れてください。
分量はお好みなのですが、まずはお玉いっぱい分くらい入れて、後で少しずつ調節してください。
トマトソースを入れて五分ほど煮込んだら、お米を食べてみて、米の芯が残っている感じに火が入っていればOKです。
「まだかなー」って思ったら、水を足してしばらく煮込んでください。基本的に、鍋の中身はかき混ぜないほうがいいのですが、焦げ付きそうで不安だったら五分に一回くらいかき混ぜてください。水の分量調節が上手くいかなくても、途中で水を継ぎ足せば大丈夫なので、焦らなくて大丈夫です。
常に弱火で調理すれば、まず失敗はないと思います!!
ここから一気に仕上げていますよー!
大量の『乾燥バジル』を入れて鍋をかき混ぜます。バジルの香りがリゾットに移ったら、塩・コショウで味付けをしてください。
味はお好みに調節!
「ちょうせつううう、ちょうせつううううううう」
この時点で『リゾット』は完成なのですが、ここからリゾットで一番大事な仕上げに移っていきます。
その仕上げの名は――
マンテカーレ
『マンテカーレ』とは、リゾットづくりの肝であり、バターとパルメザンチーズで、料理に『ツヤ』と『粘り気』を出して『乳化』させ、全体を『つなぐ』技術です!
たっぷりのパルメザンチーズとバターを入れて
『つないで』ください!
空気を入れるようにかき混ぜるのがコツです!
こんな感じになります。
これでトマトソースを使ったリゾットの完成です!
お皿にもって『パルメザンチーズ』と『乾燥パセリ』をかけて盛り付けをした完成です!
どうですか?
たぶん簡単にできると思います。
『リゾット』は『ワイン』にとても合う料理なので、ぜひお好みのワインでも飲みながら召し上がってください。
次回が『トマトソース三段活用』の最後の記事――
あまったリゾットでつくる
『ライスコロッケ』です。
それでは、次回のブログ記事を楽しみにお待ちください!!
「グラッツェ――またのご来店をお待ちしてます! 次回の更新をお楽しみに」
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