カクヨムはじめました!

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『カクヨム』とは? その9~『カクヨム』と『小説家になろう』の違い!

今回は『カクヨム』と『小説家』になろう――

 

二大小説投稿サイトの『違い』をまとめてみました。

 

『カクヨム』と『小説家になろう』――基本的にどちらのサイトも、小説を投稿し、読んでもらうというコンセプトは同じですが、そのサイトデザインや思想は大分違うように思います。

 

もちろん、投稿作品数38万を誇る投稿サイト最大手であり、これまで数々のヒット作を輩出し続けたモンスターサイトと――二月下旬にオープンしたばかりの新星である『カクヨム』を比べるのはフェアではないのですが・・・

 

ここではなるべく公平な視点で両者のサイトを比較しようと思います。

 

『カクヨム』と『小説になろう』の検索システムの違いについては、以前の記事でも取り上げたので、検索についてはそちらの記事を参照してください。

 

 

kakuhaji.hateblo.jp

 

二つのサイトを比較するにあたって、まずは両サイトのトップページを見てみましょう。

 

まずは『カクヨム』

カクヨム - 「書ける、読める、伝えられる」新しい小説投稿サイト

 

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続いて『小説家になろう』

小説家になろう

 

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ざっと見ただけでも、『カクヨム』のほうがスタイリッシュでデザインせいに溢れ、『小説家になろう』のほうは雑多な感じというか、ごちゃごちゃしているような気がします。 

 

しかし、スタイリッシュだから使いやすいかというとそうでもなく、雑多であるから使いにくいという訳でもないです。

 

小説を探すという一点に限って言えば、先程貼り付けた『過去記事』にもあるように『小説家になろう』のほうが圧倒的に探しやすいです。『ドンキ・ホーテ』のような雑多感があった方が、日本人には向いているのかもしれませんね。

 

それに『カクヨム』のほうは、やはり『KADOKAWA』という巨大企業が運営しているせいか、プロの作家の紹介にも力を注いでいる為――トップページの半数が、プロの作家と出版社の紹介になっています。

 

しかし、まさかプロ作家とアマチュア作家が同じサイトで肩を並べる時代来るとは思いませんでしたね。昨今では同人市場も熱いですし、ますますプロとアマチュアの垣根はなくなっていくのでしょうね。実際、『カクヨム』ではプロの小説を押し退けて、アマチュアの作品がランキングの上位に来ています!

 

 

続いて小説を読む場合なのですが――

 

『カクヨム』で小説を読む場合『栞機能』がないので非常に不便です。

 

公式的には『履歴』を『栞機能』の代わりに使って欲しいとのことなのですが、履歴の数は20件までしか表示されないので、これは現状読者の読む気を奪っているような気がします。

 

昔のガラパゴス携帯じゃないんだから履歴が20件って・・・最低でも今のスマートフォンに合わせて500件くらいは履歴を表示させなきゃなあ。

 

『小説家になろう』の場合だと『栞機能』が充実しているので、簡単に前に読んだ場所から小説を読みなおすことができます。

 

 

ここら辺は、要改善だと思います!

 

 

 続いて、『カクヨム』と『小説家になろう』のユーザーページの違いについて書いていきたいと思います。

 

その前に、まだ『カクヨム』に登録をしていないという方、登録したいなあと思っている方は、下記の過去記事を参照してください。簡単に登録できると思います!

 

kakuhaji.hateblo.jp

 

『カクヨム』

 

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続いて『小説家になろう』

 

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端的に述べると、ユーザーページは『小説家になろう』のほうが『カクヨム』よりも洗練されています。

 

『カクヨム』の方は、投稿している全ての小説と、そのエピソードの全てが表示されてしまうため、サイトの1ページが膨大な長さになります。10作品を一度に連載したり、投稿した小説のエピソードの数が500を越えたりしたら、どんなことになるのやらといった感じです・・・

 

いやー、スクロールがはかどるなあ。

 

たいして『小説家になろう』は、投稿した作品一つ一つに専用のページが割り振られるので、非常に見やすく、そして非常に使いやすいです。

 

また『小説家になろう』では、小説に感想やコメントがついたりすると、トップページにお知らせが表示されるので、自分の小説にどんなコメントがついたかが直ぐに分ります。残念ながら、『カクヨム』ではそのような親切なサービスはありません。

 

これに関しては、『カクヨム』では運営側があまり作者間や読者間で交流を推奨していないように思えます。そのため、作者同士や作者と読者で交流を行うためのシステム自体がありません。作者や小説に『コメント』を付けることもできませんし、『ダイレクトメッセージ』も送れません。

 

おそらくですが、『カクヨム』ではプロの作家も公式に参加をしているので、『コメント』や『ダイレクトメール』などでトラブルが発生することを、あらかじめ防ごうとしているのかもしれませんね。

 

ここらへんは、大企業特有の発想というか、自由度を下げてでも自分たちの管理下で物事を進めたい――そんな思惑が透けて見えます。(僕の思い込みです)

 

 

今回の記事の結論的なものを書くと――

 

『カクヨム』はある程度管理の行き届き、コンセプトやデザインの思想がはっきりした庭園のようなサイト。

 

それに対して『小説家になろう』は、みんなが好き勝手に遊び、好き勝手に楽しみ方を見つける町の公園といった感じではないでしょうか?

 

 

しかし、そうはいっても『カクヨム』は今度どんどんユーザーの意見を取り入れてその形を大きく変えていくと思うので――気になった点があるユーザーはどんどん意見や要望を発信していきましょう。

 

みんなで使いやすい公園をつくって行こうじゃありませんか!

 

それでは、今回の記事はここまでです。

 

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kakuyomu.jp

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